このメンバーだから、ここまでこれた。ネガティブな私が変われた新卒1年目
アイブロウリスト
山本さん
目次
アナスタシア ミアレ アイブロウリスト 山本さん(仮名)
新しい環境に飛び込むとき、不安はつきものです。とくに新卒で入社する場合、慣れない仕事に加えて、人間関係や周囲からの評価など、気になることは少なくありません。
今回お話を伺ったのは、2025年に新卒で入社し、旗艦店の表参道店で働く山本さんです。プレッシャーの大きい配属、報告書が続いた苦しい時期、それでも前を向けたのはなぜなのか。同僚やマネージャーとの関わりの中で、どのように成長を実感していったのかを聞きました。
コンプレックスだった眉が、志望理由になった
山本さんが美容に興味を持ったのは、小学校3、4年生の頃。きっかけは、幼稚園から高校3年生まで続けていたチアダンスでした。
大会でヘアメイクをするんです。自分のメイクもするし、チームメイトにもやっていました。リーダーもやっていたので、出番前にメイクチェックをして、薄かったら入れたりとか。それで興味を持ったのかなと思います。
人を綺麗にする仕事に就きたい。そう思い始めたのも、中学生の頃と早い段階でした。当初はメイクアップアーティストやブライダルのスタイリストに憧れていたといいます。進学先は美容専門学校。美容師資格を取りながら、メイクや着付け、エステまで幅広く学べるコースを選びました。
そんな山本さんが眉の世界に出会ったのは、専門学校での研修がきっかけでした。
授業の一環でプロフェッショナル研修というものがあって、プロの方が直々に来て、デモンストレーションをしてくださるんです。そこでアナスタシア ミアレの眉の技術を見て、こういう仕事があるんだと初めて知りました。
もともと、自分の眉が薄いことが大きなコンプレックスだったという山本さん。質問コーナーで「眉毛が本当に薄い人はどうしたらいいですか」と尋ねたところ、丁寧に答えてもらえたことで、一気に興味が湧いたといいます。
就職活動では、学校の推薦枠を使ってピアスグループへ。面接では、数あるブランドの中からアナスタシア ミアレを志望した理由を聞かれたそうです。
眉の専門ってなかなか珍しいなと思ったんです。そういうピンポイントの難しい部分を極められたら楽しそうだなというのと、私自身もともとコンプレックスだったので、それをお客様に対して解消できたら、やりがいになりそうだなと思いました。
自分が悩んできたからこそ、同じ悩みを持つ人の力になれるかもしれない。そんな思いが、山本さんを眉の仕事へと導きました。
大号泣した、旗艦店「表参道」への配属
新卒研修を終えた最終日、店舗の配属が発表されます。山本さんが告げられたのは、ブランドの中心ともいえる表参道店でした。
一番すごい店舗だと聞いていたので、誰がなるんだろうと他人事のように考えていたんです。そうしたら自分の名前が呼ばれて、びっくりしすぎて大号泣してしまいました。
表参道店は、企画にも一番に取り組み、みんなのお手本になる店舗。配属はうれしい一方で、強いプレッシャーにもなりました。
みんなのお手本になる店舗だから、と言われてから名前を呼ばれたんです。みんなより成績が良くなきゃいけないんだとか、みんなが報告書をもらっていないのに私だけもらったらどうしようとか。最初はずっとそう考えて、一人で自分の首を絞めているような状態でした。
もともと表参道にあまり来たことがなく、土地にも不慣れだったという山本さん。期待と不安が入り混じる中で、社会人生活がスタートしました。
見守り入客から始まった、現場デビュー

配属後、山本さんは先輩のサポートを受けながら、少しずつ現場に慣れていきました。技術面では「見守り入客」という形で、先輩と一緒にお客様へ入る期間があります。
10日間くらい、先輩と一緒に入るんです。見守ってもらう、もしくは先輩の施術を見て学ぶ期間があって、それを終えてから一人立ちという感じでした。その間に業務を覚えたり、入客に慣れていったりしました。
研修で基礎を学んでいたとはいえ、実際の現場は雰囲気がまったく違ったといいます。
研修と全然雰囲気が違って、そのギャップにびっくりしました。研修ではまず基本フレーズを頭に入れて練習していたんですけど、店舗では一人ひとりが自分の言葉で伝えていて、こんな感じなんだと新鮮でした。
初めて自分でお客様に入ったときは、強い緊張があったと振り返ります。
スクリプト以外の伝え方にまだ慣れていなかったので、最初は言い回しが固くなってしまって。自分でも「自分の言葉になっていないな」と感じていました。でも店舗で先輩の接客を見て、同じ内容でも伝え方はもっと自然でいいんだと気づけました。
接客はアルバイト経験もあって比較的話せるほうだったため、先輩からのフィードバックは技術面が中心だったといいます。
ワックスの量が少し多いかもしれないとか、型取りの左右差とか。合わせなきゃいけないチェックポイントがあって、それが左右でちゃんと合っているか、というところを毎回見ていただきました。
お客様からのご意見が続いた日々と、面談で救われた経験
負けず嫌いで理想が高い一方、もともとネガティブな性格でもあるという山本さん。先輩と自分を比べて落ち込むこともありました。とくに苦しかったのが、お客様からのご意見(クレーム)が続いた時期です。
3日か4日連続でお客様からご意見を頂戴することがありました。入客したくない、施術に入るのが怖い、というところまで落ち込みました。泣くのをこらえながら施術したこともあって、予約枠を見て毎朝不安な気持ちになる状態でした。
自分が入るより、技術力のある先輩やチーフが入ったほうが、お客様は満足するのではないか。そんな思いを抱えていた山本さんを支えたのが、チーフとの面談でした。
正直、怖いですとか、つらいと思ってしまう、という話もしました。でも、チーフからは「お客様からご意見をいただくのは誰にでもあること。経験を重ねた先輩でも同じだよ」と声をかけてもらいました。
そして「ご意見をもらったこと自体を気にしすぎるのではなく、内容にしっかり耳を傾けて、次に活かして改善していけば大丈夫」と励ましてくださって。
ただ慰めるだけではなく、「ここからどう改善していくか」を一緒に考える時間でもありました。
チーフに「技術はこれから積み上げていけばいいし、接客は正解が一つじゃなくて、人それぞれの良さがあるよ」と言っていただいて。今の自分に足りないところばかりを見るのではなく、これから伸ばせるところに目を向けようと思えて、気持ちがすっと楽になりました。
チーフと腹を割って話せる関係があること。それが、山本さんが踏みとどまれた大きな理由でした。
「ダメはダメ、いいはいい」。目標であるチーフの存在
山本さんにとって、チーフは支えであると同時に、目標とする存在でもあります。
ダメなことはダメ、いいことはいいとはっきり言ってくれるので、すごく分かりやすいんです。できなかったことができるようになったときには、めちゃくちゃ褒めてくれます。
技術力も接客も高く、将来はチーフのようになりたいと話す山本さん。アシスタントチーフ、そしてチーフへと、キャリアの階段を上っていきたいという野心も語ってくれました。評価の基準が明確で、できるようになったことをきちんと認めてくれる。そうした関わりが、新人の成長を後押ししています。
自分から学びにいく。前向きな人を応援してくれる環境

苦しい時期を乗り越えるために、山本さんは自分から学びにいく姿勢を大切にしてきました。
空き時間や暇さえあれば、レッスンしてくださいとお願いしていました。ここをレッスンしたいです、と連絡ノートに書いておくんです。そうすると、チーフや先輩が快く「やろう」と言ってくださって、個室で2人でレッスンしてくれます。
前向きに学ぼうとする人を、周りが応援してくれる。表参道店には、そんな空気があるといいます。技術的に不安な部分があっても、自分から声を上げれば先輩が時間を作って付き合ってくれる。その積み重ねが、技術への自信につながっていきました。
成長を実感した、お客様との瞬間
苦しい時期を越えた先で、山本さんはやりがいを感じる瞬間を重ねるようになりました。とくに記憶に残っているのは、ヘルプ先で出会ったお客様のエピソードです。
他店にヘルプに行ったときに、接客がすごく良かったので次から表参道に行きます、と言ってくださった方がいて。今でも表参道店に通ってくださっているんです。それがとても嬉しかったですね。
自分の施術でお客様が喜んでくれること、悩みが解消されること。それが、山本さんのやりがいの源になっています。
自分が施術したことでお客様が喜んでくれたり、悩んでいたことが解消されたと言われたりすると、めちゃくちゃ嬉しいですし、やりがいを感じます。
そして、アナスタシア ミアレならではの良さとして、山本さんは「理論があること」を挙げました。
アナスタシア ミアレの理論をお伝えして、お客様が「そういうことだったのね」と腑に落ちてくださって、その形に合わせて眉を作って、すごくハマったねとなったときが、他のサロンにはないところかなと思います。
なんとなく似合う形を作るのではなく、なぜその眉が合うのかを一から説明できる。だからお客様も納得してくださって、自分自身も施術がしやすくなる。理論があることが、新人にとっての心強い土台になっていました。
一番成長したのは、「精神面」
入社から1年が経ち、山本さんは自分の変化を実感しています。技術はもちろん、もっとも成長したのは精神面だといいます。
もともとめちゃくちゃネガティブなんです。人の目をすごく気にするタイプで。先輩からのフィードバックは前向きに受け止められるんですけど、お客様から私ってどう見えているんだろう、私が入るよりも先輩が入ったほうが満足してくれるんじゃないか、と思ってしまっていました。
そうした思いも、チーフとの面談で正直に打ち明け、少しずつ折り合いをつけていきました。お客様に喜んでもらえる経験を重ねるうちに、見え方も変わっていったといいます。
お客様でへこむこともあるし、お客様に助けられることもたくさんあります。すごく喜んでくださると、こちらまで嬉しくなります。
ネガティブな気持ちを乗り越えるには、辛くても続けるしかない。技術が足を引っ張っているなら、強くなるしかない。そう考えてレッスンを重ねてきた山本さんですが、その歩みは決して一人のものではありませんでした。
このメンバーじゃなかったら、ここまで来られなかった

インタビューの中で、山本さんが繰り返し口にしたのは、周りの人への感謝でした。
私に関しては、自分でどうにかしたというよりも、サロンのスタッフの方々に助けられたという感覚があります。このメンバーじゃなかったら、ここまで成長できなかったと思います。
プレッシャーの大きい配属に涙し、お客様からのご意見が続いて施術が怖くなった時期もありました。それでも前を向けられたのは、ダメなこともいいこともはっきり伝えてくれるチーフ、気軽に誘い合える先輩、そして自分から学びにいったときに応えてくれる仲間がいたからです。
入社して最初から伴走してくださったチーフがいたから、ここまで続けてこられました。
そんな山本さんに、これから就職先を選ぶ人へのメッセージを聞きました。
応募の段階では、技術はそこまで気にしなくていいと思います。技術は入ってからいくらでも身につきますから。それよりも、人を美しくしたいとか、その変化や反応を見ることにワクワクできるか。そういう気持ちがある人なら、まずは一度お客さんとして来てみてほしいです。
山本さん自身も、完璧な技術から始めたわけではありません。不安を抱えながら現場に立ち、仲間に支えられて、「続けたい」と思える仕事にしていきました。技術に自信がなくても、いきなり答えを出す必要はありません。
眉が人の印象や気持ちをどう変えるのか、その瞬間にワクワクできるかどうか。それが働くうえでのスタートラインです。キャリアの一つの選択肢として、ぜひアナスタシア ミアレのアイブロウリストという仕事を知ってみてください。