全国メンバーが集結。「ブランドビジョンMTG」に潜入
目次
全国のアテンダントスタッフ(以降「ATS」と記載)が集まり、ブランドの理念と未来を共有する「ブランドビジョンMTG」。
都内の高層ホテルの会場には、フォーマルドレスや着物など、それぞれが“アナスタシア ミアレ”というブランドを纏うように装った姿が並び、静かな緊張と誇りの空気に包まれていました。
この日交わされたのは、技術や数字では語りきれない「ブランドのあり方」についての対話。
事業部長による「ブランドとは何か」という問いかけから始まり、ブランドブックの読み合わせ、ワークショップ、チーム発表、表彰、そして海外店舗からのメッセージへと続くプログラムを通して、参加者一人ひとりが“アナスタシア ミアレ”を見つめ直していきます。
入場

受付を終えたATSたちは、次々と会場へ足を進めていきます。
都内の高層ホテルに設けられた会場は落ち着いた照明に包まれ、整然と並んだ席が出迎えました。
緊張した面持ちで入場する姿からは、ブランドの一員としてこの場に立つ誇りと責任感が感じられます。
全国から集まった仲間同士が軽く言葉を交わしながら席に着くと、
会場全体に期待と静けさが広がっていきました。
これから始まるブランドビジョンMTGへの集中と高揚が、静かに空気を変えていきます。
「ブランドとは何か」を再定義する

開会の挨拶後に事業部長が静かに語ります。
「そもそも“ブランド”とは、何でしょうか。」
続いて紹介されたのは「ブランドピラミッド」。ブランドの要素を階層構造で整理し、どのようなベネフィットによって構成されているかを明確にします。
事業部長は続けます。
「今のアナスタシア ミアレは、どんなピラミッドを描けているでしょうか。」
消費者インタビューの結果も共有されました。
お客様は「アナスタシア ミアレに来ると、顔が決まる」「眉は変えられる。プロにやってもらった方がいい」と語ります。
ただこれらは、あくまでアナスタシア ミアレの技術による表層的なベネフィットにすぎません。この結果、お客様が感じる「仕事やお出かけに安心して行ける」「自分の素材を活かしてきれいになりたい」といった、自己実現や心理的なベネフィットこそがブランドの本質的な価値です。
つまり、アナスタシア ミアレが提供しているのは“眉を整えること”という一面的なものではなく、“ライフスタイルやお客様の内なる自信”。
ブランドの存在意義を全員が再確認する時間となりました。
ブランドビジョンブックの読み合わせ

セッションの後、メンバーにブランドビジョンブックが配布されました。
ページをめくる音だけが響く静かな空間。
そこに記されているのは、“Beauty Logos(美の論理)”というアナスタシア ミアレの根幹にある哲学です。
「眉こそが、美しさの根幹。」
この言葉を胸に、ATSたちはそれぞれの仕事の意味を重ね合わせていきます。
Beauty Logosとは、一人ひとりの骨格・筋肉・フェイスバランスを見極め、自眉を最大限に活かすことで「その人本来の美しさ」を引き出す理論。
完全な左右対称を追うのではなく、自然な調和を目指す――その考え方は、すべての施術と製品開発の根幹にあります。
ブランドブックの中には、技術だけでなく、お客様の人生を変えたエピソードが数多く紹介されています。
アナスタシアミアレに初めていらっしゃった50代のお客様です。
「私は眉毛が薄い。上手に描けないし、恥ずかしくて前髪でいつも眉を隠している」というお悩みをお持ちでした。自眉が薄いため、人に見せたらビックリされてしまうのではないか、となお気持ちでご来店されました。
カウンセリングで眉を拝見すると、眉の毛質は薄いけれど、眉周りに広い範囲で産毛が生えていることが分かりました。施術で、眉周りの不要な産毛を抜くことで描かなくても眉の形が浮かび上がること、描く際に1本1本毛が生えているように描くと、自然に自眉が生えたように見えることを提案しました。
施術後「眉が薄いと勝手に思い込んでいただけだった!」「眉の形や色味だけで、こんなに顔の印象までが変わるなんて想像していなかった!」「色々な髪型にもチャレンジしたい!」と喜びの声をいただきました。
「嫌いだった眉のせいでふさぎがちだった毎日が、眉を整えることで自分に自信が持てるようになり、前向きな毎日に変わった」と言ってくださいました。
眉を通して“生き方”そのものが変わる――その瞬間を、ATSたちは日々目の当たりにしています。
おやつ休憩

ブランドブックの読み合わせが終わったあとは、スイーツを囲んでの休憩時間。
真剣な議論が続いた会場に、少しだけやわらかな笑顔が戻ります。
普段は全国各地の店舗で働くATSたちが、久しぶりに顔を合わせ、自然と会話が弾みました。同じブランドの仲間として、日々の努力を称え合う穏やかな時間。
おいしいスイーツとともに、互いの距離が少しずつ近づいていく――
そんな温かな空気が、会場全体に広がっていました。
ワークショップ

午後のプログラムでは、チームごとに分かれてのワークショップが行われました。
テーマは「お客様の気持ち」と「ATSとしてできること」。
初来店・検討中・リピーターという3つの立場からお客様の心理を想像し、
「どのような瞬間に不安を感じ、どんな対応で信頼を生むか」を議論しました。
「アナスタシア ミアレがどのような要素で構成され、何を届けるべきか。自分自身の現在地を再確認できました。」
各チームの意見交換を通じて、「ブランドをつくるのは自分たち一人ひとり」という意識が強まっていきました。
チーム発表

ワークショップの成果は各チームが発表。
実際の施術現場の事例やお客様の声を交えながら、
「お客様が感じる安心とは何か」「理想の接客体験とは何か」を言葉にして共有しました。
また、ブランドを支えるマーケティングチームや社内のサポートメンバー、
そして社外パートナーの紹介も行われ、
「アナスタシア ミアレというブランドを支えているのは、サロンに立つATSだけではない」という認識が会場全体に広がりました。
「私たちは、お客様をきれいにするだけでなく、ブランドを育てる一員なんだ。」
表彰

MTGの後半では、優秀店舗や個人をたたえる表彰式が行われました。
表彰状を受け取ったATSが、静かにそれを見つめ、感極まる瞬間。
拍手と笑顔に包まれる会場。

「努力がきちんと見てもらえている。ブランドの一員であることが誇らしいです。」表彰は成果を競う場ではなく、
“お客様に誠実に向き合ってきた姿勢”を称える時間として、温かな雰囲気に包まれていました。
海外チームからのメッセージ

最後に上映されたのは、海外店舗であるタイチームからのビデオメッセージ。
「おもてなしの気持ちを忘れずに、ATSの技術向上と集客施策の効率化に努めていきます。」

画面の向こうでも、同じ理念を胸に努力を続ける仲間たちの姿。
国境を越えても共有される“Beauty Logos”の精神に、
会場中から自然と拍手が起こりました。
ブランドの文化が、世界へと静かに広がっていることを感じさせる瞬間でした。
「美しさの根幹」をともに技術を磨く仲間へ

プログラムが終わり、会場を後にするATSたちの足取りは落ち着いていて、表情には充実感がありました。
ブランドブックの読み合わせ、ワークショップ、チーム発表、表彰、海外チームからのメッセージ――それぞれのプログラムが、アナスタシア ミアレというブランドの輪郭をもう一段くっきりさせました。全国から集まった多様な視点が重なり合い、「私たちは何を届けるのか」「なぜこの仕事を選ぶのか」という根本に、全員で立ち戻れたからです。
アナスタシア ミアレは、眉という小さなパーツを通じて、お客様の自信や日常の質までを支えるブランドです。
その価値を具体的なサービスとして届けているのは、一人ひとりのATSの判断・技術・姿勢にほかなりません。ブランドの“芯”を共有し、同じ方向を見て歩むからこそ、店舗や立場が違っても一体感が生まれ、結果としてお客様に選ばれ続けます。今回のMTGは、その前提を改めて確かめ合う機会でした。
もしあなたが、眉毛のプロとして「お客様の変化」に真正面から向き合いたいと考えているなら。
もしあなたが、技術だけでなく考え方やチームでの学びを大切にし、ブランドの一員として成長していきたいなら。
アナスタシア ミアレは、間違いなくあなたの力を発揮できる場所です。